飼い猫がいなくなってから見つかるまでにした事の全部

こんにちはしろっぴです

猫と一緒に生活していると表に遊びに出たり、何かの拍子に家から出てしまいなかなか帰ってこなくて心配になった経験がありませんか。

家の猫シロは大抵、2~3時間で帰ってくるのですが、昨年3月の晩に出てしまった時に2週間行方不明になりました。

今回は脱走してから2週間の間にした事、無事保護するに至った経緯等をまとめてみました。何かのお役に立てればうれしいです。

いない事に気づいた時の状況と原因

シロがいない事に気づいたときはリビングからデッキに繋がる履き出し窓の鍵がきちんと施錠されてなく、少し窓の隙間が開いていた状況でした。

施錠したつもりがされてなかった不注意が原因です。

時間は夜12時でした。慌てて外へ探しに出たのですが見当たりませんでした。

2週間の間にした事

  • 早朝から出勤するまで家の周辺(半径300m程)や森林の中を名前を呼びながら探した。
  • 朝夜、近辺道路(引かれてないかチェック)の確認。
  • 帰宅してから懐中電灯で家の周辺(半径300m程)や森林の中を名前を呼びながら探した。目が光るので懐中電灯でくまなく照らしました。
  • 3日目位から範囲を広げて家から半径1km程を自転車と車を使って探した。
  • 夜はカーテンを全開にして明かりで遠くからでも家が見えるようにした。
  • デッキにいつも食べてるドライフードと水を置いた。
  • 近所の知り合いの方に見かけたらお手数ですが教えて頂きたい旨を話した。
  • ポスタ-を作成し、近所のお家(半径500m全部)へポスティングと、かかりつけの動物病院、コンビニ(半径約1km)に張り紙。
  • 地元の氏神様へお参りに行った。

見つかった時の状況

脱走してからちょうど2週間後の朝、携帯に

「張り紙に似てる猫が数日前から家のガレ-ジの裏にいるけどもしかしたら違うかもしれないけど。」と、電話で連絡してくれた方がいて一応確認させて下さいと見に行ったら

その方のお家のガレ-ジの裏にやせ細り毛がぼさぼさになったシロがうずくまってじっとしていました。

呼びかけたら小さい声でこちらを向き、やっと迎えに来てくれたと言わんばかりの表情でニャ-と鳴いて返事しました。逃げもせずに大人しく抱っこされ無事保護出来ました。

ご連絡をしてくれたご家庭にも猫さんが数匹おられ、そのご家族の方はシロにもご飯をあげたり声をかけたり、そっとしておいてくれてたとの事でした。

「私の猫です」と言ってシロを抱っこした時に、その家の方は涙ぐんでおられました。

とってもやさしい方です。

きっと電話するのも勇気や不安があったと思います。家を教えて知らない人がやってくるのもこのご時世どちらかと言えばあまりしたくないのが本音だと思います。

困っている気持ちを汲んで頂き本当に感謝してます。

いまでもその時の状況を思い出すと泣けてきてしまいす。

探すときのポイントと補足事項

  • 近辺道路で引かれてないかチェックするのはとっても大事です。地域によっては路上で動物が死んでいるとの通報を受けると、役所の方が素早く片づけに来ますので万が一そのような事態にあった場合、事態を分からないままお別れすることになってしまう可能性があります。実際にシロを探していた時に、朝7時頃に近所で引かれていた動物を見かけた事があったのですが、3時間後の10時頃には跡形もなく片付いていました。
  • シロが見つかったのは家から800m先のご自宅のお庭のガレ-ジ裏でした。猫がいなくなった時に探すポイントとしてガレ-ジの中や周辺は必須です。
  • 後から獣医さんに聞いたのですが、家猫が脱走してからの行動範囲は800m程度が限界範囲で、それ以上になるとずっと家で生活していた猫は帰ってこれなくなるそうです。
  • やはり獣医さん情報ですが、家猫が何も食べずに寒空の中生存出来るのはだいたい2週間が限界だそうです。
  • 近所の方から、「あそこの場所で見かけてあっち方面に歩いてるのを見たよ!」と言う情報を頂き探しました。後から思うとシロが見つかったそのお家はまさしくその方面に歩いていたであろう先にあるお家でした。
  • 張り紙とポスティング用のポスタ-は自作で全部で50~60部程作成しました。お電話してくれたその方が張り紙をお願いしたコンビニにお勤めされていて張り紙を見てくれました。お店系にお願いした張り紙では一番遠い場所だったので、見つからないかなと思いつつ半ばだめもとでお願いした場所でした。少し遠い場所でもお店だと働いている方が実は自宅のご近所だったりする場合があるので少し遠くてもあきらめずに張り紙をお勧めします。張り紙のタイミングが1週間経ってからだったのですが、もう少し早くても良かったかなと思いました。                                 

ポスタ-作成時のポイントをまとめてみました

  • 体全体の写真(毛の色わかるように)(元気な時と衰弱している時の表情や毛並み、体の大きさ等違うケ-スがあります。違う猫かな?と、判断されにくい場合がありますので写真は鮮明に大きく掲載した方が効果的と思われます)シロの場合も「違うかも。。でも目の色が青いからもしかしたら」とのご判断でお電話を頂けました。   
  • 首から上全体の写真(目の色分かるように) 
  • 性別と名前
  • 特徴をパッと見てすぐに分かるようになるべく大きい太文字で簡潔に。(毛の色→白、目の色→青、尻尾の先がまがっています、額にキズ有り、等)(名前を呼ぶと返事します等はご主人さまだけの場合や気分で返事しない場合がありますのであまりお勧めしません)
  • いなくなった時の時間と場所(○月○日の○時頃、○○市○○の自宅からいなくなった)
  • 「ご自宅周りのベランダやガレ-ジ等、猫が隠れそうな場所を確認していただけにいでしょうか」と文面を添えました。
  • 連絡先(名前は苗字だけで、私はカタカナで表記しました)
  • もう最後は神頼みだ!と言うことで一番近い地元の氏神様へ早朝にお参りに行きました。なんとそれから2時間後に見つかったので神社にお参りもお勧めします。
  • 保護した後はできるだけ早く獣医さんの元に連れていってあげて下さい。シロは体重が2kg弱まで落ちて声も小さくかすれており瀕死の状態でした。点滴で栄養補給してもらい今の状態や今後の管理の仕方を詳しく教えてもらう事ができました。
  • ポスティングと張り紙をしたところに無事保護しましたご迷惑おかけしました旨のポスティングと張り紙の回収&お礼に伺いました。
  • マイクロチップの検討(自治体や動物病院によっては助成金制度有り)

おわりに

シロは生死ギリギリのところで運良くやさしい方に発見され、無事保護出来ました。

保護に直接結びついたのは張り紙でした。当初探偵の方にお願いしようとも考えたのですが、地元の自分たちの方が土地勘があるし、名前を呼んだ時に警戒しないのではないかなと思い辞めました。私のエゴになってしまいますが自分たちの手で見つけたいと言う思いも大きかったです。でも探偵の方に頼んだらもしかしたら瀕死状態ではなくもっと元気に保護出来たかもしれないなとも思いました。

寂しく心細い思いを何日間もしてたのかなと考えるとそう思ったりもします。

皆さまの暖かいご支援ご協力によりまたシロと楽しい毎日を過ごすことが出来ています。 本当に感謝しております

最後まで読んで下さりありがとうございます。記事が少しでもお役に立ち、良い結果に結びつくよう願っております。

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