超新星爆発の前兆と言われているオリオン座ベテルギウスとはどんな星?
こんにちはしろっぴです
冬の代表星座のひとつ、「オリオン座」、そのオリオン座でひときわ光り輝くベテルギウスが昨秋頃から減光しており、 恒星がその一生を終えるときに起こす爆発現象、超新星爆発の前兆ではないかと指摘されているようです。
オリオン座ベテルギウスについて
オリオン座はギリシャ神話の登場人物オリオンを題材とした星座で、2つの1等星と5つの2等星から成り立っている華やかな星座です。冬に南の空で観測できます。
そのオリオンの脇の下にあたる赤く光り輝いている1等星の星がベテルギウスです。
色と光を肉眼ではっきりと観測することが出来るベテルギウスです。
ちなみにベテルギウスと地球までの距離は、642.5光年です。(光が1年かかってたどり着くきょりを1光年) 想像しようと頑張ってみたのですが当たり前ですが無理でした。壮大なロマンを感じます。
ベテルギウスは明るさが0.0等から1.3等まで変化する変光星です。
2020年1月21日 (晴) 21:27 現在のベテルギウスの光は隣にある、γ-ベラトリクスの2等星と同じ明るさに見えます。やはり以前より暗く感じます。
オリオン座付近の有名な星雲
オリオン座の中には、「オリオン座星雲 M42」があり、オリオン座星雲は肉眼でも見える明るさです。
もうひとつオリオン座の中にある「馬頭星雲」は馬の頭に形が似ており、 散光星雲を背景に馬の頭の形に浮かびあがって見えます。肉眼では見えません。馬頭星雲は巨大な暗黒星雲の一部です。
ちなみに大三角形の中にも「薔薇星雲」と呼ばれる星雲があります。真紅の薔薇の花のように見えることからそう呼ばれています。肉眼では見えません。
他にも、バーナドル-プ(星雲)や、魔女の横顔星雲はその名の通り魔女の横顔に見える星雲などがあります。
冬の大三角形
オリオン座のベテルギウスと、オリオン座の南にあるおおいぬ座の星シリウス、オリオン座の東にあるこいぬ座の星プロキオン、この3つの1等星を結ぶとほぼきれいな正三角形となり、これを「冬の大三角形」と呼んでいます。
おわりに
超新星爆発の原因ははっきりと解明はされていないようです。
もし爆発してベテルギウスが無くなってしまうと、今までのようなオリオン座や、大三角形ではなくなるでしょう。
超新星爆発で世間は賑わっております、とても興味深いのですがどちらかと言うと私個人の思いはベテルギウスに長生きしてもらい、ずっと光り輝いていて欲しいです。
やはり冬の星空はきれいですね。
この先いつまでもこのきれいな星空が見れる地球であるといいなと思います。
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